夜道を運転していると、忽然と行く先に光の帯が現れるときがある。 光の正体は、道路を照らす街路灯。 その役割は、商店街を夜も明るく照らすことだ。 道路沿いに並ぶ商店街は、時代が移り変わる前までは、 地域に住む人々の、地域に訪れる人々の、買物の中心地であった。 スーパーマーケットが生まれた後の時代。 コンビニエンスストアが生まれた後の時代。 大型ショッピングモールが生まれた後の時代。 大きなものが、小さなものを淘汰して、人々は暮らしをより豊かにしてきた。
近年では、古き良き時代を伝える「レトロな存在」として 商店街の街並みが親しまれ、主に建物や看板が観察対象となることも多くなった。 しかし、写真集「街並みは、夜輝く」は 光の帯のように並ぶ街路灯の美しさを追求し続けるものでありたい。 街路灯でなくとも、ロウソクの灯る提灯でも、松明の炎そのものでもいい。 それは、道路上に並んでいるからこそ、生み出される光景。 じっくり鑑賞するに値する、道路の景色がここにある。
「街並みは、夜輝く」「街並みは、夜輝く 2」の続編となる写真集は、もちろんすべて新規物件です。リング製本を採用し、ページ左側の写真は、本を180度折り返して立てかければ、そのまま飾っていただけます。
A4フルカラー38ページ(本文34ページ)。
北は青森県弘前市、南は石川県金沢市まで14の街並みを紹介しています。一つ一つの街並みに解説を添えました。
本文では街並みひとつを、4枚の写真と文章で紹介しています。
一部、夕暮れや昼間に撮影した町並みもあります。
今回は美しい街路灯の源になった祭りの姿を紹介しています!
「街並みは、夜輝く」1より二本松、2より富士吉田から、
4ページで写真特集しております!
マニマニにて特典付き委託予定を実施しております。特典として、電子版+PC壁紙+RoadJapanView2号が付属して1950円となります!
(前作「街並みは、夜輝く2」は完売しました。)