道路沿いから下の景色を見渡せる、最後の場所
いよいよ現道との合流は近づいています。
折り畳まれた直線道路、山側には高い擁壁、路肩には縁石、そしてセンターラインですが…
ラインのすぐ隣の1車線が埋められられてしまいました。
この辺りは、大型車が路肩に駐車できるほどの道幅がありました。
小刻みなカーブを削って拡幅したようです。
道幅がぐっと狭まるところに、荒々しい練り積みの石垣が現れました。
さまざまな擁壁や石垣の形式が、完成当時の小刻みに曲がりくねった坂道であったこと、
改良を重ねて、徐々に真っ直ぐになったことを教えてくれます。
そして現れる突然の急カーブ。
次回、最終回です。