埼玉県道51号 開平橋

またも埼玉県から。

現役の道路における「40高中」の残存率が極めて高い埼玉県。しかし道行く車の車輪の摩擦を受けて、日に日に文字は薄れていくもので、収集を急がねばなりません。

仮に制限速度の強調の意味で残されていたとしても、文字がほとんど消えたて路面が舗装し直される時に、ふたたび「40高中」の文字が記されることはありません。

荒川と入間川を渡る橋が２つ続く県道51号線。川と川を隔てる土手の間には交差点があり、土手の上に続く県道339号の姿も印象的な道路です。以前紹介した秋ヶ瀬橋と同様に、この開平橋+入間大橋にも、今の架かる前の時代の旧道があったのですが、想像以上に細々しいものでした。(国土変遷アーカイブより)

昭和50年を過ぎ、幹線道路らしく立派に進化を遂げて開通した県道51号に記された「40高中」の文字、実に誇らしいものです。

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