西葛西住宅 市道

お分かりいただけただろうか？

40高中の「跡」まで対象にして集め始めると、過去の40高中ハンティングの経験察するに、全国的にその数は”10倍以上”に膨れ上がるため、記録を見送っています。が、これだけは紹介してしておきたいです。

1979年（昭和54年）に地下鉄東西線、西葛西駅が開業し、高層住宅を中心とした都市開発が行われました。団地の脇には、新たな交通網として片側3車線もの広い道路が建設されました。そこにはなんと「40高中」の文字が1箇所で6つも一望できる範囲に印字されていたことを明確に示す史跡があったのです。

東京都や神奈川県では、埼玉県や長野県とは異なり、ほぼ例外なく「40高中」の文字を消し去る工事を行なっています。ただ、全舗装による上書きでなく、文字だけを消す工事であるゆえに、削り取られた跡から「40高中」が存在したことが、はっきりと分ってしまうのです。

首都高速都心環状線の下の東京都道にも「40高中」の後を確認しております。日本の首都、大東京であろうとも、道路交通法にそって、当然のように「40高中」が路面に記されて、溢れていた時代があったということに、改めて気づかせてくれます。

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