国道19号 山吹山旧道

平成18年に権兵衛トンネルが開通し、幹線国道の役割を担った国道361号線と国道19号線が交差する場所の近くに、この旧道はあります。昭和60年に山吹トンネルが開通するまで、この歩道のない川沿いの道路が国道19号線でした。

毎年のように落ち葉に埋もれているうちに、草木の芽生えた国道の路面。「40」の数字は埋もれてしまいましたが、「高」の字と、少々の「中」の字の道路標示の姿を見ることが出来ます。反対車線の「40高中」は、おそらくすべてが草木に覆われてしまったのでしょう。

この廃道の見ごろはもちろん、秋。
よく目立つ黄色の道路標示が、周囲の環境と調和し、
その存在感を和ませる季節です。

秋と紅葉と「40高中」
とても素敵な組み合わせですね。